【花にけだもの/杉山美和子】私を助けてくれた王子さま、彼はまさかの女たらしで…

 

花にけだもの
hananikedamono

著者:杉山美和子


久実は少し臆病な女の子。
ある事情で都内の憧れの高校、蓮高に転校することになる。
新学期前に学校を訪れた時に出会った男の子、豹に優しくされて心を許す久実だったが、実は豹は学校中の女の子を手玉にとる女たらしで…!?
久実のドキドキの新学期は、波乱の予感!

色々と「無理矢理かな」って思うシーンが多いのよね。
例えば主人公の久実。
家庭の事情が良くないせいか、なんでも一人でこなそうとする……っていう初期設定だと思うんだけど、ブレブレなのよね。
まず新学期前に校舎内の地図を作ってるってあたりがナイわ。
「クラスメイトに頼らなくていいために」って言ってるけど非効率すぎ。
教室の移動なんてクラスメイトと話さなくても着いていけばいいじゃない?おバカなの?
豹にピンチを救われてベラベラと自分のことをしゃべってるのも違和感だったわ。
本当に一人で生きてきた子ならそんなことしないわね。
なんだかそう、久実を「可哀想な境遇の子」って思わせたいのかもしれないけど、そう思えないの。
ただの「考えのないおバカな子」って印象になっちゃうのよね。
豹はまあ、よくマンガの登場人物にいるSっ気のある男の子なんだけど、セリフを読んでても中高生の女の子が喜びそうな内容って感じね(少女マンガだから良いんだけどね)
大人女子はちょっと冷めちゃうかもしれないわ。

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